お仕事の事

明日から本格的に撤去工事が始まる。梅雨で蒸し暑い中で、保護具完全着用。暑さで1時間はもたない無いだろう。
あまり様子がわかっているわけでも無いけど、何とかやり遂げないといけない。
おいどんの基礎をつくってくれた装置だけど、もうお役目御免。使う予定が無くなった。置いておくだけ手間がかかるし。
当時は世界最先端の技術だったんだよ。世界を制覇する技術開発をここでやっていたんだよ。
時代の波で、日の目は見なかったけどね。おいどんの一つの時代がここにあるよ。
やるだけの事はやったという事と、先に進めなかった無念さと入り混じって複雑だよ。今でも思うけど、あの時やめるべきではなかった。技術に情熱をもって、粘り強くやるべきだった。世界一はすぐ目の前だったのに。


おいどんの基礎をつくってくれた装置だから心を込めて、感謝の気持ちを持って撤去するよ。
ありがとうね。おいどんを育ててくれて。