オリオンＭ４２。プレアデスＭ４５。アンドロメダＭ３１。りょうけん座渦巻き星雲Ｍ５１。
メシエ天体と言って、昔々に一つずつ観測して位置を決めていったメシエさんと言う人の作ったカタログに載っている星雲。
Ｍ４２がおじさんの代表作。冬の寒い中３０分かけて撮った。澄んだ空なら肉眼でも見えます。写真に撮ると蝶が羽根を広げた様に見える。多くの星が生まれている所。
三ツ星の下にちょこっと見えるのが馬頭星雲。黒いちりで出来た星雲が背後の散光星雲を隠して浮かび上がって見えます。ここも新しい星が生まれているところ。ハッブル宇宙望遠鏡のベストショットとしても有名です。オリオンの近くにはエンゼルフィッシュ星雲、バラ星雲もあります。
Ｍ４５は青く光った星雲がとてもきれい。日本名で昴と言います。星雲を見るには大きな望遠鏡が必要ですが、７つの星があるのは双眼鏡でも見えます。星雲で星がにじんでいるのが分かります。
おいどんが最後に星の写真を撮ったのは１５年前。Ｍ５１とＭ１０１。それ以降寒い夜は苦手になりました。
そうねえ、いつかいつか田舎に住んで星を見ながら人生を振り返るのも良いかも知れません。
長い時間を感じながら。
