エコーズ

たまたま開いた曲がピンクフロイド。「エコーズ」
昔の記憶を呼び戻してくれる。

雪の日、
夜灯に照らされる三角の雪。
音もなく、果てもなく、ただ舞い落ちる。
さらさ・・さらさら。
誰の意志でもなく、ただ舞い落ちる。
あまりに素直、あまりに従僕、あまりにも無力
そして圧倒的な存在感。

おいどんは雪国育ち。
雪のあるのが普通。

夜の街頭はいつも雪の三角を描き出していました。
音もなく、色も無く、モノトーンの世界で包み込んでしまう圧倒的な迫力が好きでした。
雪の中、そして星の中に吸い込まれる感覚が好きでした。

ピンクフロイドはおいどんの雪の美意識とダブります。
雪、水の流れ、宇宙、自然原理、インスピレーション。
そしてあなたの意志。

いつか、いつかあの世界へ、
或いは、まだ、まだ大丈夫、頑張れる。
もうすぐだから。
もう、もう本当に近くだから。