昨日は二胡のコンサート行って来ました。名前は中国の人だから読めませんでした。
すばらしい演奏で、大平原を悠々と流れる大河、万里の長城、北京の喧噪等演奏を聞いているうちにそれらの風景が目の前に浮かんできました。
奏者は中国のお医者さん（日本医師免許はない）。日本に留学してドクター取った。
「日本には多くの病人がいます。体のほかに心のやんでいる人たくさん居ます。年間３万人も自殺者います。私は日本の医師免許無いので治療は出来ませんが音楽で心をいやすことは出来ます。心の健康取り戻す手助けできます。どうか元気出して生きてください。」
ＳＡＲＳ、広島の原爆病の為のチャリティーコンサート。日中戦争の悲劇等、曲の合間に話しかけ、私は日中の架け橋になりたい。その為にチャリチィーコンサートがんばっています。たどたどしい日本語ながら熱いメッセージが投げかけられ、おいら、その想いに打たれ涙ぐんで聞いていました。
中国の広い国土にはこのようなゆったりとした二胡の響きが本当によくあう。とうとうと流れる水の上を、風に乗った二胡の音が優雅に流れていく。
情景が浮かんできます。日中の良い時代がくることを心から願って、期待しています。
良いコンサートでした。
